筆者の自室のレイアウトでは、机につくと腰高窓の窓際に座ることになる。
このとき、腰高窓は外からの音がまるで筒抜けである。

しかも、窓の外の直線距離で徒歩20秒くらいのところに小さな工場があり、窓との間にほとんど遮る建物もないため、音が気になる。
この音により、自宅で仕事をしているとストレスを感じる。

音によるストレスを低減したい。

2つのアプローチ

  • 窓を塞ぐ
  • 自分の耳を塞ぐ

より高い防音効果を得るには、これらを併用するのが望ましい。
今回は前者の窓を塞ぐパターンについて考えてみる。

窓の内側にSPFワンバイ材を立てる

できるだけ手軽かつ安価に済ませたい。手間も金銭的コストもあまりかけたくない。

専門業者に依頼すると安価に済まないので、DIYする方向で考える。

防音DIYについて調べると、遮音材と吸音材を適切に組み合わせる必要があるなど、ちゃんとやろうとすると考えることが多そうである。
素材の選定・入手から、実際の工作まで、手間もお金もかかりそうだ。

今回はそこまでちゃんとしない。
理由は、いくら窓を完璧に塞いだところで、木造住宅なので壁からも音が抜けてきて、窓だけ完全防音にしても無意味だからだ。

とりあえず筒抜け状態がマシになればよい。できるだけ安価・手軽に。
そこで今回は、SPFの規格材を窓枠に並べて立てることを思いついた。

SPF規格材を利用する利点

  • 材料が入手しやすい
  • 加工性が良いため後から吸音材や遮音材を貼り付けるなど追加工作がしやすそう
  • もしうまくいかなくても、SPFの規格材なら他の工作に使いまわしやすい

具体的な方法としては、施工対象の窓枠がちょうど3フィートのワンバイ材がはまるサイズなので、ワンバイシックス材を何枚か買ってきて嵌めることにする。
カットすら不要で手軽だ。ラッキー。

若干高さが足りない恐れがあるので、底面には防振ゴムでも敷いてやればちょうどよさそうだ。
ゴムはこういうのを想定している。

ワンバイ材は約2cm厚の木の板なので、隙間なく敷き詰めれば少しは音が通りにくくなるはずである。多分。やってみないと分からない。

副次的な効果として、冷暖房の効きが良くなることも期待している。

意味がなかったこと、見送ったこと

雨戸を閉めてみたが、防音的には全く無意味だった。
また、防音パネルのオーダーメイドサービスもあったが、高額なので検討対象から外した。

やってみたらまた記事にする。

 

DIYに目覚めた柴太