2016年の暮れ頃から、毎日何か描くようにしている。
1日5分間描く。5分といわず0じゃなければいい。そして描くものはラクガキでいい。

しかしこれだけハードルを下げても、月に一度は描けない日ができてしまう。

描く内容も描く時間も、ほとんど考えられる限り最大までゆるくした。
それでも毎日続けるということのハードルは、なくならない。

そのあたりについて考えてみた。

習慣の内容

  • 毎日描く
  • 描いた時間が0でなければ、その日は描いたこととする
  • 描く内容は何でもいい

また、描いたことを記録するため、次のようにノートをとっている。

日付 描いた内容 描いた時間(分)
2017.02.20 メール・ヌード・コレクション 5
2017.02.21 キャラ作画のつぼ 5
2017.02.22 キャラクタラグガキ 5

描くタイミング

  • 出勤直前

家を出る準備が済んで、出掛ける直前の10分間くらいを使って描く。
描く5分 + 準備と片付け5分、くらいな感じだ。

どんな状況で「描けない」か

描けない状況は大体決まっている。

  • 平日、起床が遅く、出勤時間までに時間がとれない
  • 休日、「出勤前」という概念がないため、描くタイミングを逸する

どんな状況で描けないか分かっているので、対策を立てることが可能だ。
平日と休日で描けない要因が違うようなので、分けて考える。

対策

平日

  • 朝の時間を増やして描く時間を確保する
    • 早寝早起きする(起床から出勤までの時間を長くする)
    • 朝のルーチンワークを最適化して短縮する

朝のルーチンワークの最適化としては、
風呂の手順を短絡する、食事の準備を事前にしておく、などが思いつく。

休日

  • 描くタイミングを時間で決める
    • 「出勤前」ではなく「何時」と決める
    • 平日も同じルールにする
  • 休日も平日と同じルーチンをこなす
    • 風呂、食事などを平日と同様に行い、その流れで描く
  • 休日専用ルールを作る

休日もできるだけ平日と同じルールを適用したい。
ルールが増えてややこしくなると、
管理にエネルギーを使って結局習慣化を妨げてしまうからだ。

しかし平日休日どちらの対策も、結局「規則正しい生活をしよう」という話のような…。

まとめ

絵を描くことに限らず、何かを継続したいなら、
習慣化をいかに行うかを考える必要がある。

私が「1日5分描く習慣」を思いついたのは、ある本がきっかけだ。
ロングセラーなので知っている方も多いかもしれない。

根性論などではなく、無理なく習慣化するための考え方や、
そのための具体的な手順の例が紹介されている。
オススメ。

いつの間にか漫画付きバージョンも出ていたようだが、
中身については良いかどうかはわからない。
一応貼っておくので原著と見比べてお好きなほうをどうぞ。

1日5分描く習慣の効能については、別途書いてみたい。

柴太