コマンドタブをご存知だろうか。

両面テープのようなものなのだが、これが強力にくっついてしかもはがしやすいという、ただの両面テープとは一線を画した存在なのである。

筆者の勤務する会社では、スチレンボードで作ったホワイトボードを壁に貼り付けるのにコマンドタブを使っている。

ホワイトボードはヨコ2m×タテ1mくらいの大きなものだが、うまいこと貼り付いてくれている。壁もちょっとボコボコした加工が施されているのだが、割とものともしない感じでくっついている。

まあスチレンボードは軽いとはいえ、ちょっとずつ反ってくるので、1年に1回くらい剥がれ落ちるのだが…。

 

それはそうとして、コマンドタブのマジでオススメな使いかたがあるので紹介したい。

表題のとおりだが、コマンドタブで電源タップを、机の脚に貼り付けるのだ。

これ最強。

ところで電源タップにはあらかじめ磁石がついているものや、両面テープがついているものがある。

しかし磁石は強力でないとコンセントの抜き差しの度にタップが外れてストレスたまるし、磁石が強力なものは価格が高い(安いの知ってたら教えていただきたい)。

両面テープが最初からついているタップについては、果たして剥がすとき、きれいに剥がれるだろうか?筆者は心配で仕方がない。

そこでコマンドタブである。

適当に安いタップを、コマンドタブMサイズを3つくらい使って貼り付けると、本当に剥がれない。結構ガッチリくっついてくれる。

しかも、剥がすときのりが残らないのがコマンドタブである。

画像は机の脚にコマンドタブによって貼り付いている電源タップである。ちょっと分かりづらいが、机の脚は角柱だ。

もちろんタップをおさえずプラグを引き抜いても、タップはガッチリ机の脚に貼り付いたままだ。プラグに引っ張られて外れたりしない。

 

筆者は机の脚のみならず、台所で半端な位置にあるコンセントから半端に遠い炊飯器や電子レンジに対していい感じに配線するため、タップを壁に貼り付けてさえいる。(長いタップ買えよって話ではあるが…)

壁面にタップを貼ると、コンセントの差込口が横を向くので、ホコリが差込口にたまりにくい、というメリットもあると思う。気持ちの問題かもしれないが。

コマンドタブと電源タップによって、壁面を利用したよりフレキシブルな配線レイアウトが可能なのである。

ただし注意すべき点として、曲面やザラザラした面には使えない。塗装面なども、剥がすときに塗装も一緒にはげてしまうかもしれない。

硬くてツルツルした面に平たいものを貼り付けるとき、コマンドタブは強力な選択肢となるだろう。

それと、電源タップが常に壁面にくっつくことになるので、火災などには十分注意してください。問題あっても筆者は責任とれません。

そんなコマンドタブ。

今日はこれが言いたかった。

以上です。

 

 

電源タップを買い増すことに消極的な柴太