最初に断っておくが、この記事に「メモとしてのブログ」の具体的な書きかたや方法論は載っていない。

「ちゃんとした」ブログはハードルが高い

ブログを書くということに対しては、とにかく腰が重くなりがちだ。
特に筆者は友達を失うレベルで筆不精なので、ブログというのはハードルが高い。
もう少し掘り下げてなぜ筆不精なのかということを考えると、書くこと、もっと言えば人目に触れるものを作って世に出すことに対して、自分で、ほとんどの場合無用に、ありもしないハードルを作り上げてしまうからだ。
お手紙の返事はちゃんと書こうとか、twitterで絵を公開するならちゃんと描こうとか、無闇な「ちゃんと」が自分の行動を縛ってしまう。
良くない完璧主義の一例である。

ここで、ブログを書くことについても同様に、書く前から「ブログの書き方」などを調べるから、無駄にハードルを上げてしまっていることに気付く。
「ちゃんと」やろうとして、やる前から体裁を整えようとしてしまうのだ。
もちろん体裁が整っていて、推敲された文章で、テーマが絞られていて、論理的に明瞭な骨子がある記事は読みやすい。
読者を第一に考えるなら、記事のクオリティを上げるに越したことはないだろう。
でも、そもそも書けなかったら意味が無いのである。

書くハードルを下げるためにブログをメモにする

そういうわけで、「メモとしてのブログ」である。
人のためではない、自分のための記事というわけだ。
人目に触れない前提で書く文章なら気軽に書ける。
そんな文章でも人目に触れたっていいじゃない。社会的に問題がなければ。
出したほうがいいさ。

以上のことから、今後はメモ記事を気軽に書いていくことを心がけたい。

あと一度書き始めると、あれも言っとかなきゃ、これも補足が必要だ、と文章が肥大化していくのは悪いクセである(この文も蛇足)。
だから、1記事あたりの分量としては500〜600文字程度、多くても1000文字を超えないくらいを目安にしていきたい。この記事ですでに900文字を超えている。
話が長いと読むほうも疲れる。
ごめん。

 

ちなみに最近読んで涙を流した漫画は『マイ・ブロークン・マリコ』です。

紙の本

kindle版

 

雑談が苦手な柴太