筆者はよく思考停止してしまう。自戒のつもりで心がけていることを書いてみる。

SNSは楽々の楽

思考は筋肉と同じで、使わないでいると衰えていく。
短期的な快感に支配され、思考を怠っているうちに、考える筋力が衰えてしまう。

例えばtwitterを見ていると、瞬間的な快感をもたらす文章や画像、短い動画がいくらでも流れてくる。(それ自体が悪いとは言わない)
このような簡単で短期的、かつ小さな快感をただ享受することは、とても楽だ。
そして楽に慣れると「楽でない」ことができなくなっていく。

SNSに限らず楽に快感を得られる媒体は、身の回りにいくらでも溢れている。
それらに身を任せ続けていると、思考の筋力が衰えていってもっと思考停止する、という悪循環が始まる。
思考停止の沼である。

弱れば楽をしたくなるが…

筆者は肉体的・精神的な疲れなどで弱っているとき特に、この思考停止の沼にはまりがちである。
思考停止の沼に入ると、自己肯定感が失われたりして非常にストレスがかかるのだが、なかなか健全なサイクルに戻せない。
楽な状態に慣れると、再び動き出すのに莫大なエネルギーを要するからだ。

だから、「安易な楽」に逃げずに日常的に思考すること、つまり沼にはまらないことが、結局一番省エネなんじゃないかと思っている。

日常的に頭を使うには?

筆者の経験からすると、朝のうちに絵を描けた日は脳が活性化していて、楽方向に逃げない感じがする。
逆に夜更しからの遅起きをした日は、もう起きた時点でエネルギーが足りなくて楽する方向に流れてしまう。

早寝早起きして、朝のうちにちょっと創造的なことに取り組んで、ついでに体を少しでも動かせたら、日常的に頭を使う態勢が整うのではないだろうか。
安易な楽さに逃げずに日常的に思考するには、このような習慣をつけるのはどうだろう?

生活習慣を健全にし、ただ享受したり消費したりする側から、少しでも創造する側に重心を移すことで、日常的に思考するクセがつくのではないだろうか。

作ったものは無理に人に見せる必要はない。
例えば絵を描くことであれば、evernoteにためておくだけでもいいと思う。

あと単純に早寝早起きは精神に良いように感じる。

まとめ

筋肉は鍛えていれば、以前は全力を出さなければできなかったことが朝飯前にできるようになる。
この点でも思考は筋肉と同じだ。

日常的な積み重ねが、自分を前に進ませる。

時事のほとんどをtwitterから知る柴太