絵を描くこととどう向き合うか考えている

何を隠そう、筆者は漫画系専門学校の出身である。

絵はあんまり上手でもない。

聞くところによると、専門学校を出た後、漫画を読まなくなってしまう人もいるらしい。課題とかで嫌になったりするのだろうか。

幸い筆者はそんなことはなく、むしろ専門学校で添削されながら漫画を描いた時期があったため、より漫画や他のフィクション作品が好きになったくらいだ。

自分で作品を作って無力感を味わったり、多少知識やものの見方が身について、観点が増えてより漫画や表現活動全般が楽しめるようになった。

デビューはできなかったけど。

それはそうとして、最近の筆者の絵に関する話である。

自分の、絵に対する向き合いかたというものを考えている。

全然どうしたらいいか分からない。

取り立てて上手でもない、でもたまに気に入った表情なんかが描けたりすると嬉しい。特に人に見せもしないけど、写真とかを見ながら形を写し取るのも楽しい。

数年前まではpixivに絵を上げたりしていたし、上げたらたまに嬉しいコメントをもらったりブックマークしてもらったりしていたが、最近はそれもしていない。

今は自分を癒やすために描いているような状態である。

分からない。

できれば毎日描きたいが、描けない日も多くある。他にやりたいこともある。

そんな感じで宙ぶらりんなまま、もういい歳である。

結論の出ない分からないことを、分からないまま書いてみた。

こういう分からなさを漫画にしたらいいのだろうか。分からない。

もっと寝たほうがいい柴太